書籍レビュー 「企業価値を高める戦略財務シナリオ」工藤聡生 小林一郎

企業価値を高める戦略財務シナリオのレビューです。

・事業計画書にはシナリオが必要。シナリオとは、企業の過去、現在、未来を描くもので、忘れがちなのが過去。特に強みの裏付けとして、なぜ我々は勝てるのか?の問いに答えないといけない。例は、今まで成功してきたから(成功ストーリー)、すぐれた理想を共有してるから(経営理念)、強い目標を共有してるから(企業ビジョン)、他社よりも顧客満足度が高いから、市場が伸びているから、人、物がそろっているし、「集中」してるから、他社にない強みがあるからなどがある。
・事業計画の要点として、過去の実績を正確にとらえる、売上を数量、価格に分解して計画する、部門別、製品別、顧客別の利益率、成長率を分析、部門別、支店別等に損益分岐点を分析、部門別の貢献利益を測定、労働分配率を把握して、許容人員を把握、専門家の居ない経費項目は効果測定して、支出を削減する、物流費は、単価と運送数量に分解して、分析、主要コストは、機能別に把握(活動別原価計算)、間接部門については、あるべき年間コスト予算を目標値として設定、資金収支分析を実施、投資は採算計算をシュミレート、以上12項目で正しい事業計画書が出来上がる。

・プロジェクトを成功に導くのはスケジュール管理である。

書籍レビュー 「ビジョナリーカンパニー②」ジェームズ・C・コリンズ

今日は、ビジョナリーカンパニー②のレビューです。

・報酬と奨励給の意味は、不適切な人々から正しい行動を引き出すことにはなく、適切な人をバスに乗せ、その後もバスに乗り続けてもらう事にある。ニューコアは「人材こそが最も重要な資産だ」という格言を否定している。適切な人材こそが最も重要な資産なのだ。
Same Pageとしても獲得する人材を注意して見る必要がある。イメージとしては、最初はゆっくり筋肉をつけて、極力脂肪をつけない。それによって、企業の根幹となる理念などを磨いていく。

・ビジョンより大事なものは、真実に耳を傾ける社風、厳しい現実を直視する社風である。部下が自分の意見を言える機会と、上司が意見を聞く機会とは天地の開きがある。

・偉大さへ導くとは、まず答えを考え、理想を実現するビジョンに向けて人々の意欲を引き出すことを意味してるわけではない。答えを出せるほどに現実を理解できてない事実を謙虚に認めて、最善の知識が得られるような質問をしていくことを意味する。
現在理念策定に時間を費やしているが、分からないところをわからないから追求すると明文化するのもおもしろいな。

・偉大な企業は厳しい現実に直面した時、強くなり、士気が高くなっている。ピンチがチャンス。そしてどれほどの困難にぶつかっても、最後には必ず勝つという確信を失ってはならない。それと同時に、現実の中で最も厳しい事実を直視する。
これは、僕の人生でも感じてる。不思議とピンチの後はチャンスがくる。それに備えれる準備をピンチの時こそ入念にしよう。

・最高の企業を目指すためには、どの分野でなら最高になれるかと自社を理解する事。

・最高の企業は、独自の財務指標の分母を探し、見つけている。例は、アボットなら、製品ライン当たりの利益から、従業員一人当たり利益に変更。アメーバ経営も似ている。

・自社が最高になる分野を見つけたら、設けよりそこをいかに伸ばすかを重要視する。

・評議会を開くポイント。指針は、情熱を持って取り組めるもの、経済的原動力、世界一になれる部分の重なり合ったものである。全会一致の意見はベストではない。評議会に良い名前を付ける。そして、ありがたいが見送りたいと判断するには先の指針を具体化する必要がある。予算編成も先の指針に基づいて、どう配分するかを検討する。
まずメンバーの情熱を理解する事から始めよう。

・偉大さへの飛躍を導いた経営者は、何かを作り上げたいという深い欲求と、高い理想を純粋に追い求める自分自身の衝動に動かされている。

・サービスは、与えられたお客様のためにある。利益の為にあるのではない。
苦しくても最高のサービスを提供する。でないと勝負に負けたように後悔が残るだろう。

・規律の文化。時を告げるのではなく、時計を作る。自由と責任。
まさに時計を作る事、目標へのステップを作ることこそ経営者の仕事。

・本当に問題なのは、なぜ偉大さを追求するのかではない。どの仕事なら偉大さを追求せずにはいられなくなるのか?なぜ偉大さを追求しなければならないのか?なぜそこそこの成功で十分ではないのかを常に問い続ける。
本当にしたいこと。やってしまう事は何なのか?今はまだわからないけど追求することで人生に深みがでて、幸福になれるのかもしれない。

書籍レビュー小倉昌男 経営学

今回は、ヤマト運輸の小倉昌男さんの経営学のレビューです。

・企業には、良い循環と悪い循環がある。
Same Pageの良い循環の出発点は、小倉さんと同じく良く働く事。そして結果を出して、従業員に感じてもらう事、それを補佐するのが経営者の戦略であり、各人が細かく分けた日次、週次、月次目標だ。その次に生産性を高めていこう。どうやって高めるかは、今の段階では案だが、作業単位を分割して作業ごとに人員に作業してもらう。通常のプロジェクト単位では無くする事により、単作業の専門家を早く育成する事が出来る。

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書籍レビュー 「経営学入門」榊原清則③

少し間が空きましたが、榊原清則の経営学入門続きです。

コンフリクト(争い)解消について、特定の成果を(たとえばイノベーション)念頭に置くと、コンフリクトは必要なものであるという考え方もある。「意見の対立があってはじめて想像が生まれる」逆に言えば「調和的、平和的な仲良しグループ」からは創造的なものは生まれないという考え。
Same Pageもばんばん対立してください(笑)

管理者に求めれる三つのスキル
テクニカルスキル(技術的問題解決能力)、ヒューマンスキル(人間関係能力)、コンセプチュアルスキル(構想力)
特に僕が注力しないといけないのは、コンセプチュアルスキルである。問題を発見し定式化していくこと。そして問題の解決を課題として自分や人に理解してもらわないといけない。うーん。これはどういった勉強、経験が必要なんだろ?

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中小機構 会計セミナー 「会計を経営に活かす」応用編に行ってきました

今日は、中小機構 会計セミナー「会計を経営に活かす」応用編に行ってきました。

上記セミナーは、中小機構が企業支援のためにしている原則無料のセミナーで、今回のタイトルと僕が求めてる事が一緒だったので参加してきました。

貸借対照表の見方や、キャッシュフロー計算書、事業計画書、資金繰り表の作り方、法人税課税の仕組みなどを簡単に教えて頂きました。趣旨としては経営者の会計アレルギーを無くしたいと講師の方が仰られてました。

それでは下記に内容をまとめてみました。

・会計とは、企業が経済活動をお金の出入りを書面まとめる事によって利害関係者に伝えるシステムである。つまり他者とのコミュニケーションツール。事業計画書も同じですね。

・GDP内の中小企業の割合は6割程度、雇用負担の割合は7割。中小企業のうち毎年4.5%が新規創業、5%が廃業している。

・信頼ある決算書がないと、金融機関、得意先、仕入れ先と良い関係が築けない。つまり、決算書に信頼性が無いといけない。その為に中小会計要領という書き方もあり、日本政策金融公庫や信用保証協会などは、それを使っている物には利益を優遇する処置も取られている。

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